東北歴史博物館 平成17年度 特別展
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松島(宮城)、天橋立(京都)、厳島(広島)はそれぞれに長い歴史をもつ名所で、社寺の壮麗なたたずまいと白砂青松が織り成す景観の美しさで知られてきました。江戸時代にはこの三名所を、日本全国でも特に優れた美しい場所、「日本三景」と称するようになり、ますます多くの人々を魅了しました。今回の展覧会では、ゆかりのある社寺の文化財をはじめ、中世の絵巻、江戸時代に盛んに描かれた屏風、この地を訪れた文人たちの手になる真景図、イメージの拡大に寄与した浮世絵、近現代日本画の名作までも網羅して、今なお私たちを惹きつける三景の魅力に迫ります。
特別展観覧者全員に、「日本三景 松島・天橋立・厳島 旅のしおり」を進呈いたします。 |
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●開催概要 | |
開催期間 : 平成17年10月25日(火)〜11月27日(日) | |
開館時間 : 9:30〜17:00(最終入館は16:30まで) | |
休館日 : 毎週月曜日 | |
観覧料金 : 個人・・・一般 1000円 高校生 600円 小中学生 400円 *団体(20名様以上) 一般 800円 高校生 400円 小中学生 300円 *上記の観覧料金にて、常設展示もご覧いただけます |
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●展示替 | |
本展は、開催期間中、大幅な展示作品の入れ替えを行います。前期と後期、それぞれの日本三景、それぞれの美の競演をご堪能していただきたく思います。 前期:10月25日(火)〜11月13日(日) 後期:11月15日(火)〜11月27日(日) |
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●開催中の特別展関連行事 | |
◎記念講演会 | |
演 題 「日本三景への誘い」 | |
講 師 島尾 新 氏(多摩美術大学教授・本展企画構成アドバイザー) | |
開催日 11月 6日(日) 13:30〜 | |
会 場 博物館内 3階 講堂 *聴講無料 事前申し込み等不要 | |
◎日本三景フォトギャラリー | |
本展開催にあたり、平成17年1月から5月まで日本三景に関わる写真作品を公募いたしました。 その中から日本三景の魅力をアピールする優れた作品28点を選び、本展会場におきまして展示いたします。 |
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◎特別展展示解説 | |
本展開催期間中、会場内において当館研究員が、展示内容について分かりやすく解説させていただきます。 開催日時 10月30日(日)・11月20日(日)11:00〜12:00 |
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●展示概要 | |
◎展示構成 プロローグ 知っていますか? 日本三景 イメージ・ヒストリー 古代・中世の三景 T ゆかりの社寺 U やまと絵と水墨画 グランド・ツアー 三景をゆく T 聖地のにぎわい −名所風俗図屏風− U 名所絵の伝統 −御所と江戸城の障壁画− V 風景の発見 −写生・真景図− W 旅のかたち −蕪村と蘆雪− X 三景のマスイメージ −風景版画− Y 描きつがれる三景 −近現代の絵画− エピローグ 美しき渚 *日本三景に関わる中世から近現代の絵画作品総数約100点を展示 ◎主な展示資料 国宝 平家納経 法華経 法師品第十 (広島・厳島神社) ・・・前期 展示 重要文化財 不動明王像(五大明王像のうち) (宮城・瑞巌寺)・・・前・後期 展示 重要文化財 慕帰絵 第6巻 (京都・西本願寺)・・・後期 展示 松島図襖(安政度清涼殿障壁画) (宮内庁京都事務所)・・・前・後期 展示 東山魁夷「青宵」 (個人蔵)・・・前・後期 展示 松島図屏風 (メアリー・グリッグス・バーク氏蔵)・・・前期 展示 |
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●巡回スケジュール | |
広島会場 広島県立美術館 平成17年8月2日(火)〜9月4日(日) 京都会場 京都文化博物館 平成17年9月13日(火)〜10月16日(日) |
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●主催・協力・後援・特別協力・助成 | |
◎主催 東北歴史博物館 「日本三景展」実行委員会 ◎協力 河北新報社 NHK仙台放送局 ◎後援 松島町 東松島市 塩竈市 多賀城市 日本三景観光連絡協議会 宮城県観光連盟(社)松島観光協会 東松島市観光協会 塩竈市観光物産協会 東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ 東日本放送 DateFm ケーブルテレビマリネット 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局 産経新聞社東北総局 ◎特別協力 瑞巌寺・鹽竈神社・籠神社・智恩寺・成相寺・厳島神社 ◎助成 (財)地域創造 |
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●お問い合わせ | |
東北歴史博物館 宮城県多賀城市高崎1−22−1 (交通アクセス JR東日本 東北本線 国府多賀城駅 下車1分) 管理部情報サービス班 電話:022−368−0106 FAX:022−368−0103 E-MAIL:webmaster@thm.pref.miyagi.jp |
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