特別展「古代の旅〜人とものの通るみち〜」

平成17年4月19日(火)〜平成17年5月29日(日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 律令国家は都と地方とを結ぶ幅の広い直線的な道を建設し、往来する役人のため、馬や食事・宿泊を提供する駅家を置きました。その中でも蝦夷と接する陸奥・出羽国と都とを結ぶ東山道は、情報や軍事行動、国家の威厳を視覚的に人々に示す等の目的で重要な役割を果たしました。古代の人々はこの東山道を利用して国家の命令のもと旅をしました。都と陸奥国の間には、駅鈴を所持した駅使、都の文物・知識をもたらす国司、貢物を所持して儀式に参列する蝦夷の往来。東国からは移民(柵戸)や兵士(鎮兵)の派遣など。さらには全国各地に強制的に移住させられた俘囚などがありました。
 
今回の展示ではこれらの人々が旅を通じてもたらした様々な文物や文化を、古代の交通制度とともに紹介します。

 

主催:東北歴史博物館

共催:国土交通省東北地方整備局道路資料館みちあむ、河北新報社

後援:多賀城市、NHK仙台放送局、TBC東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、
    KHB東日本放送、ケーブルテレビマリネット、朝日新聞仙台総局、毎日
    新聞仙台支局、読売新聞東北総局、産経新聞東北総局

 


高崎情報団地T遺跡東山道遺構 高崎市教育委員会提供

約1300年前につくられた、都と陸奥国を結ぶ道路の跡。道幅は9〜10mで数kmにわたってまっすぐな道が続いている。

 


○特別展「古代の旅」関連事業
記念講演会「古代の東の道を行き交う人々―発掘された文字が語る」


開催日時  平成17年4月29日(金・祝) 13:30〜15:00
場所     当館講堂
講師     大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 理事 平川 南氏
※       事前の申し込みは必要ありません

 

○展示案内リーフについて
小学生向けに展示案内リーフ(「古代の旅 たんけんパスポート」)を作成いたしました。
小学生でも展示内容が理解しやすいように作成しておりますので、観覧の際はご活用下さい。

 

詳しくはここをクリックしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開館時間: 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日: 毎週月曜日(但し1月10日は開館)
展示場所:特別展示室で開催いたします。
観覧料: 一般・大学生700円(600円)、高校生400円(300円)、小・中学生100円(50円)
     ※( )内は団体(20名様以上)の料金です。 特別展観覧券で常設展示もご覧になれます。

問い合せ
東北歴史博物館
TEL 022(368)0106
住所 宮城県多賀城市高崎1−22−1


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