特別展「鮭〜秋味を待つ人々〜」

平成15年10月7日(火)〜平成15年11月24日(月)

  秋、遥か北の海より鮭は母なる川に戻ってきます。人びとは秋の恵みをもたらす鮭の訪れを待ちわびました。さらに、海からのぼってくるその姿は異界より訪れるカミを連想させ信仰の対象ともなりました。秋味とも呼ばれる鮭は単に秋の味覚だけではなく、多様な姿を持っているのです。
 
今回の特別展では、正月の祝い魚として鮭が利用されているようすから、鮭の遡上を待つ漁師の姿、そして鮭を巡る信仰や伝説まで、日本社会における鮭の文化について幅広く紹介いたします。

主な展示品

葛飾北斎筆「肉筆画帖」北斎館蔵

「鮭恵比寿」個人蔵

秋田県指定文化財 荻津勝孝筆「秋田風俗絵巻」秋田県立博物館蔵

「漁具類集」岩手県立宮古水産高等学校蔵

「どんぎり(鮭漬桶)」真室川町歴史民俗資料館蔵

「ヒトリノリ」亘理町立郷土資料館蔵

 

主催:東北歴史博物館

共催:河北新報社

後援:多賀城市、亘理町、本吉町、本吉町鮭増殖組合、NHK仙台放送局、TBC東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、KHB東日本放送、Date fm、塩釜ケーブルテレビ、朝日新聞仙台支局、毎日新聞仙台支局、読売新聞東北総局、産経新聞社東北総局

 

 


高橋由一筆「鮭」山形美術館寄託

 

特別展「鮭〜秋味を待つ人々〜」関連事業

1、講演とシンポジウム「サケを巡る民俗誌」

実施日 平成15年11月22日(土)

実施時間 13:00〜16:00

場所 当館講堂

※日本民具学会との共催となります。

 

2、展示解説

実施日 1日目:平成15年10月19日(日)  11:00〜

     2日目:平成15年11月3日(祝) 13:30〜

 

開館時間: 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日: 毎週月曜日
展示場所:特別展示室の一部で開催いたします。
観覧料: 一般・大学生700円(600円)、高校生500円(400円)、小・中学生300円(200円)
     ※( )内は団体(20名様以上)の料金です。

問い合せ
東北歴史博物館
TEL 022(368)0101
住所 宮城県多賀城市高崎1−22−1


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