江戸時代、仙台藩領(現在の宮城県と岩手県南部) 
    とされた地域は、古くから金などの鉱物資源が産出するところとして知られていました。
      展示では、金と鉄の資源がどのような方法で採取・ 
    製錬されたか、また、どのように加工されていったかを地元に残る資料を中心に紹介いたします。
      また関連事業として、砂金採りや小鍛冶などの体験教室も合わせて実施いたします。 
主催:東北歴史博物館
    共催:涌谷町、涌谷町教育委員会、河北新報社
    後援:多賀城市、NHK放送局、TBC東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、KHB東日本放送、Date fm、塩釜ケーブルテレビ、朝日新聞仙台支局、毎日新聞仙台支局、読売新聞東北総局、産経新聞社東北総局 
    

自然金・鹿折鉱山産出(362.5g)
    独立行政法人
産業技術総合研究所地質標本館蔵
豊遙秋氏撮影   
      
平成15年7月19日(土)〜平成15年9月7日(日)
[金関係の資料について]
 奈良時代、東大寺の大仏を飾った金を産出したのが現在の涌谷町であることはよく知られています。平安時代末に栄えた奥州藤原氏の文化を支えたのも、金であるといわれています。
     産金は江戸時代以降も行われ、当時の様子を示す資料が残されています。 
|   中尊寺経 |   砂金採り絵馬 |   金小札五枚胴具足 | 
[鉄関係の資料について]
  古代からこの地域では製鉄や鉄の加工が行われていました。江戸時代になると、豊富に採れる砂鉄を活用し、製鉄がさかんに行われました。
     生産された鉄を利用して鋳物や鍛冶製品がつくられました。  
|   火縄銃 | 
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| ○特別展「仙台藩の金と鉄」関連事業  @砂金採り体験 実施日 平成15年7月20日(日)、8月3日(日)、8月24日(日) 実施時間 13:30〜、14:30〜、15:30〜の3回 定員 各回20組ずつ 参加方法 各30分前より国府多賀城駅側正面の会場で受け付けいたします。参加料は無料です。 
 A小鍛冶体験 鍛冶炉を2基作り、そこで五寸釘を熱し叩くことで、小刀を作成いたします。出来上がった小刀はお持ち帰りできます。 実施日 平成15年7月27日(日)、8月10日(日) 実施時間 13:30〜、15:00〜の2回 定員 各回10名ずつ 参加方法 各30分前よりインフォメーションで受け付けいたします。参加料は無料です。 服装 火の粉が飛びやすいので、露出の少なく多少汚れても構わない服装が適しております。 
 B展示解説 実施日 平成15年7月20日(日)、8月3日(日)、8月24日(日) 実施時間 11:00〜11:40 | 
|  開館時間: 
          9:30〜17:00(入館は16:30まで) 休館日: 毎週月曜日 観覧料: 一般・大学生 700円(600円) 高校生500円(400円) 小・中学生300円(200円) ※( )内は団体(20名様以上)の料金です。 | 
| 問い合せ 東北歴史博物館 TEL 022(368)0101 住所 宮城県多賀城市高崎1−22−1 | 
  
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