「絵図に読み解く仙台藩」展
平成15年5月20日(火)〜平成15年6月22日(日)
江戸時代は絵図が大量に作られた時代でした。「絵図」とは地形や建物を絵画風に表現した地図のことで、山や川などの自然や町並み、城や寺社などが目で見てわかりやすいように描かれています。
仙台藩の場合、領地を描いた縦五メートル・横八メートルに及ぶ巨大な国絵図をはじめとして、仙台城下や佐沼や涌谷といった町とその周囲に広がる村々を描いた絵図、幕末に仙台藩が警固に当たった蝦夷地(現在の北海道と千島・樺太)の絵図など、用途や目的に合わせてさまざまな絵図が作られ、利用されていました。
宮城県図書館には江戸時代に作られた大量の絵図が所蔵されています。この中から仙台藩に関係する約五十点を選んで紹介し、様々な角度から読み解いていくことで仙台藩のすがたに迫ります。
[主な展示品] 登米郡登米要害屋敷惣絵図(貞享四年) 伊具郡丸森佐々伊賀在所絵図 名取郡北方茂庭村絵図 白老元御陣屋之絵図(安政三年) |
![]() 「桃生郡深谷和淵村之内武田伊右衛門屋敷絵図」 |
開館時間: 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日: 毎週月曜日 展示場所:特別展示室で開催いたします。 観覧料: 常設展観覧券でご覧になれます。 一般・大学生 400円(320円) 小・中・高校生無料 ※( )内は団体料金(20名様以上) |
問い合せ
東北歴史博物館
TEL 022(368)0101
住所 宮城県多賀城市高崎1−22−1
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