春季特別展

縄文時代の日本列島

−自然との共生−


期間
平成12年4月29日(祝)から6月4日(日)


休館日
毎週月曜日


観覧料
一般 1000円 高校生 700円 小中学生 500円(20名以上の団体は100円引き)


展示の趣旨
およそ一万年にわたって縄文人が生み出した土器・土偶・装飾品などの造形は、時を超えて現代のわれわれに共感を与えるものがあります。
この展示では日本各地の資料をもとに、自然と共に生きた縄文人の生活のようすを明らかにしながら、人々の自然観や価値観をも探ろうとするものです。
内容
テーマ1 「縄文時代のはじまり」
最も早い段階で縄文文化が形成された鹿児島県の出土資料などをとりあげ、環境の変化に対応して縄文文化が生成していく様子を示します。
テーマ2「豊かな自然の中で」
広葉樹林の恵みを背景に行われた狩猟・漁労・採集などの活動のようすを道具などの出土資料で示します。
テーマ3「自然への畏れ」
まつりの道具や装身具などをとおして縄文人の精神世界を探ります。
テーマ4「縄文土器の世界」
縄文時代中期の甲信越地方・東北地方の土器群をとりあげ、地域性をみるとともに、また、東北地方を代表する晩期亀ケ岡式土器の優品についても紹介し、縄文土器の造形美を示します。
出品点数
約800点(重要文化財186点を含む)
関連企画
講演】縄文時代のクニグニ
  • 日時 5月7日(日)午後1時30分から3時
  • 講師 岡村道雄氏(文化庁 主任文化財調査官)
  • 定員 300名
問い合わせ先
東北歴史博物館 管理部 情報サービス班
〒985-0862 宮城県多賀城市高崎1丁目22−1
電話 022−368−0101 FAX 022−368−0103
webmaster@thm.pref.miyagi.jp


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