アイヌ民族が大切にした刀と、刀の付属品である刀装具（とうそうぐ）を中心に公開します。アイヌ民族は金工をおこなわなかったことから、刀や刀装具は内地でつくられ交易品としてもたらされたと考えられています。コレクションには、鎌倉時代頃の作とみられる重要文化財「白長覆輪太刀（しろながふくりんのたち）」のように古い時代の品が含まれており注目されます。また、アイヌ民族に好まれたのでしょうか、たいへん太い腰刀や豪華な刀装具もあります。この展示によって、アイヌ民族の美意識や、刀に込めた思いを感じていただけたら幸いです。 |
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