◎講座の内容
第1回・・・ 1月 8日(日)
「東北地方の仏像」
担当:副主任研究員 政次 浩
◎仏像には尊く素晴らしいものにしようとした先人の工夫が多くみられます。この講座では技法や構造な
どから、その工夫に迫ります。
第2回・・・ 1月15日(日)
「興野コレクションの土偶」
担当:副主任研究員 佐藤憲幸
◎興野義一氏から寄贈されたコレクションの土偶について、登米市糠塚貝塚出土資料を中心に他遺跡と
の比較もまじえてご紹介します。
第3回・・・ 1月22日(日)
「過去の歴史地震・火山災害に学ぶ −貞観地震と陸奥国の復興−」
担当:上席主任研究員 柳澤和明
◎平成23年東北地方太平洋沖地震は貞観地震・津波の再来です。貞観地震・津波による陸奧国の被害
と復興に学び、その実態に迫ります。
第4回・・・ 1月29日(日)
「貝塚と津波」
担当:上席主任研究員 相原淳一
◎貝塚・遺跡の立地と気仙沼市大谷海岸で確認されたM9級の巨大津波痕跡との関係を、社会史・文化
史の側面から考えてみます。
第5回・・・ 2月 5日(日)
「文化財の保存処理 −被災資料の問題にもふれながら−」
担当:上席主任研究員 及川 規
◎発掘資料を調査や展示が可能な状態にし,また劣化の進行をおさえて後世に残すための様々な処置
−保存処理―について紹介します。
第6回・・・ 2月12日(日)
「中世・近世神話の成り立ち」
担当:企画部長 笠原信男
◎天照大神が男性神でもありえた中世神話。その成立とその後に展開した江戸時代の神話。なんでそう
なったの,を考えます。
第7回・・・ 2月26日(日) ←2月26日のみ午後2時〜3時30分
「旧石器人の知恵−細石刃の製作と使い方−」
担当:上席主任研究員 佐久間光平
◎1万数千年前に生み出された細石刃製作技法や細石刃の使用法などを取り上げ、旧石器
人の創意工夫を見ていきます。
第8回・・・ 3月 4日(日)
「切込焼雑考」
担当:学芸部長 手塚 均
◎幻の磁器と呼ばれる「切込焼」の歴史を振り返りながら、今後の研究課題などについて触
れてみたいと思います。
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