学芸員の仕事
東北歴史博物館は管理部・企画部・学芸部の三つで構成されています。
そしてそれぞれが互いに協力しながら、以下のような業務を行っています。
| 調査研究 | 各分野ごとに研究課題を設定し、調査研究や資料収集を行っています。この成果に基づいて展示が企画されます。また、各地の資料館・博物館や研究者と互いに資料に関する情報交換等を行っています。 博物館では現在次のような活動を行っています。 【考古分野】 1.館蔵資料の整理及び研究 2.県内重要遺跡の分布調査 【民俗分野】 1.館蔵資料の整理研究 2.東北地方信仰伝承の調査研究 3.宮城県内の民族誌作成事業 【文書研究部門】 1.館蔵資料の整理 2.館蔵資料の保存および公開手段の整備 3.地震等の災害対策としての確認調査および防災対策の検討 【美術工芸部門】 1.館蔵資料の調査研究 2.仏教文化及び美術に関する調査研究 3.東北の近世絵画に関する調査研究 【建造物部門】 近代建築資料調査 |
| 資料の公開と展示 | 博物館における常設展、企画・特別展のほか、教育普及活動としてこども歴史館、図書情報室の運営、講座等の開催、刊行物の発行なども行っています。 【展示】 本館では、総合展示のほか、テーマ展示にて、随時展示替えを行っています。 特別展示は年3〜4回程度実施しております。 【教育普及活動】 教育普及活動としては、本館3階のこども歴史館および図書情報室において通年の施設運営を行っているほか、各種事業を行っています。 2009年度に行っている事業は以下の通りとなります。 ・体験教室(夏・冬) ・博物館講座 2009年度は史料講読講座、民俗芸能講座、古文書講座を実施します。 ・館長講座(土曜日開催。年間15回) ・オープン講座(年4回8講座) ・多賀城跡巡り(4月〜10月) ・民話を聞く会(4月〜10月) 多賀城民話の会・利府民話の会の協力で開催しています。 【学校教育との連携】 学校教育との連携として次のような事業を行っています。 ・教職員向け指導者養成講座 ・博物館利用説明会 ・職場体験 |
| 資料の管理 | 調査研究に基づき博物館資料の収集を行っています。また旧収蔵資料についても目録化・データベース化も進めており、教育普及活動に対して円滑な対応ができるよう、さまざまな業務を行っています。 【資料の収集】 本館では旧東北歴史資料館収集の資料を中心に約7万点の資料を収蔵しています。また、寄贈や購入により、随時資料の収集を続けております。 【資料の利用】 博物館の資料は、館長の承認の下に、一定の条件下で貸出、閲覧、撮影等ができます。2008年度の場合、34件686点の資料貸出を行いました。また、書籍への掲載などを目的とした写真の利用は63件ありました。 【図書の収集】 約9万5千点の図書を収蔵し、職員の調査研究活動のみならず、図書情報室にて一般にも公開しています。 |
| 資料の保存 | 脆弱化した有機質遺物や金属製遺物の保存処理や、収蔵庫・展示室の保存環境を調査しています。また、寄贈・寄託・借入・購入資料については、その度ごとに簡易燻蒸を行っています。 【資料の修復】 考古遺物や古文書など、修復が必要な資料については随時処理を行っています。 【保存処理】 木製品や金属製品など、考古遺物の中でも収蔵していく上で困難な資料について、保存処理を行っています。保存処理は、本館所蔵の資料以外にも、他機関からの依頼も受け付け、随時処理を行っています。 【保存環境の維持】 温湿度管理、空気環境管理、生物被害防除を行い、資料の収蔵展示環境の維持を行っています。 |
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