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縄文時代

ナラ林と水辺のくらし

ナラ林と水辺のくらし

縄文時代は1万2,3千年前に始まります。氷河時代が終わり気候が次第に暖かくなると、日本列島にはコナラやナラなど落葉広葉樹の森が広がりました。木の実が豊富になり、獲物となる動物も増え、また海・川ではたくさんの魚や貝も育ちました。このようななかで人々は弓矢を使った狩りや漁・採集で食料を得ながら、土器を使用した定住生活をおくっていました。この時代は米作りが始まる紀元前4世紀ごろまで続きます。

仙台湾と東北各地の貝塚

仙台湾と東北各地の貝塚

貝塚は、縄文人が貝殻や魚の骨などの食べカスや不要になったものをまとめて捨てた場所です。人や犬も埋葬されていることなどから単なるゴミ捨て場ではなく、再生を願うような「もの送りの場」とも考えられています。貝殻のカルシウム成分のおかげで、骨や角の道具も腐らずに残っています。