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芭蕉の辻錦絵

芭蕉の辻錦絵

ばしょうのつじのにしきえ芭蕉の辻錦絵

仙台城の大手門から東へのびる大町通りと城下を南北に貫く奥州街道が交差する地点は芭蕉の辻と呼ばれ、仙台城下の中心だった。この周辺には大きな商家が軒をつらね、城下一のにぎわいを見せていた。辻の四つ角には竜や兎や獅子の飾り瓦をのせた豪商の店が堂々とした姿を誇り、仙台名所として知られていた。「芭蕉の辻」という名前の由来には諸説あるが、高札場があったことから札の辻とも呼ばれた。この錦絵は、明治8・9年ごろの風景を描いたもの。熊耳耕年<くまがみこうねん>筆。