【復興】宮城県の文化財

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震災前の神楽

石巻市雄勝町

天雄寺観音堂

雲峰山天雄寺(曹洞宗)の境内には、本堂、観音堂、庫裏、山門等が建ち並びます。観音堂は江戸時代中期の明和三年(1766)に建立した方三間の宝形造鉄板葺き(もと芽葺)の建物で、正面一間に向拝を付けます。

棟札により大工名が明確であり、牡鹿半島に及ぶ石巻周辺の地域において、建築年代が明確な江戸時代に遡る仏堂建築として重要です。

現在では、本尊である観音菩薩が安置されており、市指定の有形文化財として、その歴史を現在にまで伝えています。

天雄寺落慶法要

天雄寺落慶法要

復興への道のり

被災状況

全体の8割の建物が壊滅的な状況

東日本大震災では津波により町の全域が浸水し、全体の8割の建物が壊滅的な状況となり、天雄寺においても、本堂・山門・庫裏は甚大な被害にあいました。しかし、そのなかでも奇跡的に観音堂だけは、屋根などが樹木に引っかかり、残ることが出来ました。

被災状況 被災状況
高台に建てられた仮本堂

高台に建てられた仮本堂

水子地蔵

水子地蔵

修理経過

雄勝の心のよりどころ

現在は、プレハブの仮本堂を高台に設置し再開していますが、未だ本堂、山門、庫裏などの本格的な再建のめどはたっていません。

しかし、ボランティアによる三十三観音の参道整備、水子地蔵の復旧が行われていきました。

天雄寺は春になると花祭りを行い、宗派に関係なく住民のよりどころとなり、町民が毎年参加する事で、地域特有の伝統行事を受け継いで来ました。

お盆になれば遠方から墓参りの人が訪れます。ここで見た雄勝の情景は仮設住居に住んでいる雄勝の方にも伝わり、現在でも天雄寺は雄勝の心のよりどころ、またいまでも観音堂は残っているんだという、雄勝の希望を象徴する建物となっています。

見どころ・イベント

おがつウニまつり

6月
「おがつウニまつり」

おがつ店こ屋街で開催されるおがつ地域の恒例イベント。活ウニの格安販売が実施されるほか、地域団体のステージイベントなどが行われます。

アクセス方法

〒986-1333 宮城県石巻市雄勝町雄勝寺78
TEL 0225-57-2177

http://www.city.ishinomaki.lg.jp/

○お車の場合:仙台東ICから東北自動車道、次に河北ICから一般道で天雄寺へ
MAPCODE

マップコード 436 611 721

○カーナビに入力してご利用下さい。

※「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。

制作協力

  • 宮城県地域文化遺産復興プロジェクト実行委員会
  • 独立行政法人 国立文化財機構、東京文化財研究所
  • 株式会社 マヌ都市建築研究所
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