【復興】宮城県の文化財

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「復活!女川獅子振り披露会」にて(平成25年8月11日)

女川町

女川獅子 振り

郷土芸能である獅子舞を、女川町では「獅子振り」と呼びます。町内の各浜21団体に獅子振りが伝っていますが、獅子の顔はそれぞれに異なっています。正月に笛や太鼓のお囃子で獅子は家々を周り、悪魔払いと「虎は千里を走り還る」の故事にならい家内安全、大漁祈願を祈ります。

獅子振り

披露会の最後には、参加団体が一斉に獅子振りを披露しました

復興への道のり

被災状況

人口の1割の方が亡くなり、多くの建物が全壊

平成23年3月11日、女川町は震度6弱の地震と10数mの津波に襲われました。人口の1割の方が亡くなり、多くの建物が全壊しました。それまで伝統行事として獅子振りを伝えていた地域でも、笛や太鼓、獅子頭が流され、演者の方が亡くなりました。多くの方がいまだに避難生活を送られています。

浦の獅子頭

獅子頭がすべて流されたなか、日用品で獅子頭を作った浜もありました。

写真:竹浦獅子振り保存会

写真:竹浦獅子振り保存会

写真:竹浦獅子振り保存会

獅子振りの復興

親しんだ獅子振りで地域を一つにという思い

震災後、女川町役場の平塚英一さんにより、親しんだ獅子振りで地域を一つにという思いのもと、「女川獅子振り復興協議会」が立ち上げられました。地域の復興を行うなか、会の方々の尽力と公益財団法人文化保護・芸術研究所助成財団、公益法人日本財団、宮城県地域文化遺産復興プロジェクト実行委員会、アメリカン・エキスプレス・インターナショナルによる支援を受け、14団体の獅子振り道具をそろえることができました。

平成25年8月11日には、追悼のため、また津波という悪魔を払うため、「復活!獅子振り披露会」が開催され、獅子振りが華やかに演じられました。いまだ ”日常生活”が戻らない女川町ですが、獅子振りのまわりには地域の方の笑顔が溢れかえっていました。

修理経過

数々の支援をもとに

支援をもとに、小乗浜、横浦、野々浜、飯子浜、塚浜、桐ケ崎、竹浦、尾浦、指ケ浜、寺間、石浜、女川浜、女川浜相喜会、鷲神浜の獅子振り道具が新たに作られました。

獅子振り道具

関係者が語る復興への想い

平塚英一さん

女川町獅子振り伝承復興協議会 事務長
平塚英一さん

普通のことを普通にできるのが一番よい

披露会では、正月の獅子振りのときのように、町外からも家族や親せき、知り合いが集まり、獅子振りを通じて地域が一つになれました。とても感無量でした。普通のことが、普通にできるのがやはり一番いいこと。「継続は力なり」です。

見どころ・イベント

マリンパル女川おさかな市場月例イベント

「マリンパル女川おさかな市場月例イベント」

マリンパル女川おさかな市場では、毎月旬の海の幸を題材にイベントを実施しています。9月には、全国でも有数の漁獲量を誇る、さんまを堪能できるお祭りを開催。この時期を楽しみに女川を訪れる人々であふれます。

1月1日~3日
「獅子振り」

正月に各家を獅子振りをして回るのが女川の伝統です。

アクセス方法

〒986-2261 宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原

http://www.town.onagawa.miyagi.jp/

○電車の場合:仙台駅から仙石東北ラインで石巻駅へ、次に石巻線で女川駅へ ○お車の場合:仙台東ICから三陸自動車道で石巻河南ICへ、次に一般道で女川駅へ
MAPCODE

マップコード 436 398 323

○カーナビに入力してご利用下さい。

※「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。

制作協力

  • 宮城県地域文化遺産復興プロジェクト実行委員会
  • 独立行政法人 国立文化財機構、東京文化財研究所
  • 株式会社 マヌ都市建築研究所
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