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特別展示室 展示案内

東北各地の無形の文化財

村境の神々 鹿島送りの鹿島船

東北各地の祭礼や芸能,伝統技術といった無形の文化財を,映像で紹介します。

上映期間

①平成31年4月~令和2年3月  「村境の神々」

②平成31年4月            「小迫の延年」

③令和元年5月~7月        「正藍染」

④令和元年8月~10月       「雄勝硯」

⑤令和元年11月~令和2年1月  「柳沢の焼け八幡」

⑥令和2年2月~令和2年3月   「小迫の延年」

 ※①は通年で上映します。②~⑥は時期ごとに入れ替わります。 

上映時間

1日7回上映(①10:00~ ②11:00~ ③12:00~ ④13:00~ ⑤14:00~ ⑥15:00~ ⑦16:00~)

 各回とも約30分 「村境の神々」と各時期の映像を上映します

休館日

毎週月曜日(月曜日祝日・休日の場合は翌平日)

 

①「村境の神々-人形神に託した祈り-」
  伝染病や害虫といった災いから集落を守るため,東北地方では広くワラ製の人形が作られました。災いを防ぎ,送り出す人形を巡る祭礼行事を紹介します。

 

②⑥「小迫の延年-春をめでる野の舞-」
  宮城県栗原市金成小迫の白山神社に奉納される芸能です。田楽舞など中世に起源を持つ多様な芸能が,延命長寿や厄除けを願い演じられます・(重要無形民俗文化財)

 

③「正藍染-千葉まつ江のわざ-」
  藍の栽培から染めまでを一人の女性が担う正藍染は,藍を加湿しない古い藍染法を国内で唯一現在に伝える,貴重な工芸技術です。(宮城県指定無形文化財)

 

④「雄勝硯」
  宮城県石巻市雄勝に産する粘板岩は,古くより硯石,現在はスレート屋根材としても用いられています。津波を乗り越えてきた石材加工の技術を紹介します。

 

⑤「柳沢の焼け八幡-小正月の訪れ者-」
  宮城県加美町柳沢の焼け八幡は,仮作りの小屋を燃やす作占いなど,火難除け,五穀豊穣,家内安全を願う一連の小正月行事です。(宮城県指定無形民俗文化財)