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東北歴史博物館平成20年度特別展
 トーマス・アルバ・エジソン(1847〜1931)は,三大発明と言われる,蓄音機,白熱電球,キネトスコープ(映写機・)を発明しました。生涯に成し遂げた発明は通信,音,光,映像,エネルギー,家電製品と広範にわたり,あわせて1,093 件,まさに「発明王」と呼ぶにふさわしい実績を残しました。
 今回の展覧会は,(株)バンダイのトーマス・アルバ・エジソン・コレクションから厳選した発明品など約200点を公開します。また,会場内に体験ゾーンを設け,実動モデルが動く様子なども観察いただけます。エジソンの発明の過程や技術の背景等を探り,日本の未来を担う子どもたちはじめ,若年層から高齢層まで多くの方々に楽しむことができる,好奇心と創造性にあふれた展示によって,エジソンの功績と意志を再考し,次世代へとつなぐものです。
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開催概要
開催期間 平成20年4月26日(土)〜6月15日(
開館時間 9:30〜17:00 (入場は16:30まで)
休館日 祝日を除く毎週月曜日
観覧料金 一般800円(700円)高校生500円(400円)小・中学生200円(160円)
*(  )内は、20名様以上の団体料金
*上記観覧料にて、常設展示もご観覧いただけます。
土曜日・日曜日・祝日に限り、小・中学生は先着2,500名まで無料

主   催:東北歴史博物館・NHK仙台放送局・NHKプラネット東北(NHK東北プランニングから平成20年4月1日社名変更)

共   催:河北新報社

特別協賛:ソニー株式会社仙台テクノロジーセンター

後   援:東北経済産業局 多賀城市 宮城県PTA連合会 東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ 東日本放送
       Date fm ケーブルテレビマリネット
       朝日新聞仙台総局 読売新聞東北総局 産経新聞社東北総局
       岩手日報社 岩手日日新聞社 山形新聞・山形放送 福島民報社 福島民友新聞社

特別協力:株式会社バンダイ

制作協力:NHKプロモーション

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特別展 関連行事


○講演会

演 題 「天才エジソンを育てた母の教え」
講 師 ヘンリー幸田氏 (米国特許弁護士・エジソン発明品収集家)
開 催 日・会 場 平成20年5月25日()13:30〜15:00・当館3階 講堂 定員:先着300名
聴講無料・事前参加申し込み等不要

○体験教室「エジソンに挑戦!<要事前申し込み/小学生以下は保護者同伴をお願いします>
エジソンの発明について体験しながら学ぶことができます。
 ※好評につき、応募はすべて締め切りました。

<問い合わせ> 東北歴史博物館 管理部 情報サービス班 電話:022−368−0106
@
エジソン電球に挑戦
・日時:53()   10:0016:30(この間2時間休憩)
・講師:阿部俊三先生(東北工業大)
・定員:15
・場所:研修室

・内容:竹フィラメント製作(削りだし)→炭化→点灯実験
A
電気をつくる
・日時:518()  13:3015:00
・講師:当館職員
・定員:10
・場所:実習室

・内容:導電チェッカ製作→手回し発電機(模型用モーター)製作→鉛蓄電池製作    →充放電実験
B
音・通信の大実験
・日時:61()   13:3015:00
・講師:当館職員
・定員:10
・場所:実習室

・内容:-紙コップマイクの製作と超簡単な光通信実験-
      
紙コップカーボンマイク製作・実験→光通信送受信部製作・実験
C
映像・残像であそぼう
・日時:615()   13:3015:00
・講師:当館職員(2)
・定員:10
・場所:実習室
・内容:-絵が消える不思議なカードの製作など-
    絵が消える「マジックカード」の製作,「縞アニメ」の製作


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○体験コーナー

展示空間内にメンロパーク研究室をイメージした体験ゾーンを設け,そこでエジソンの発明品やその原理,さらには現代技術との関わりなどについて体験できます。

蓄音機実演コーナー 100年前の音楽を再生実演。エジソン本人の肉声も。
録音チャレンジコーナー 蓄音機の模型を用いてプラスチックコップに録音。
レコードってなに?−溝の秘密,ミゾがミソ− レコードの溝を顕微鏡で拡大して観察。音の性質(高低・強弱)の違いを溝の形状から観察できます。
これでマイク?! カーボンマイクの原理を示す炭素棒2本と紙箱でつくられた単純なモデルによる実験。紙コップとシャープペンの芯によるものも紹介。
これで光通信?! 銀紙をはりつけた紙コップと太陽電池による光通信実験。
「竹」電球 エジソンが実用化した竹フィラメントによる約100年前の灯り体験。
光るか?手づくり白熱電球 シャープペンの芯や蒸し焼きにした竹串など,様々な素材をフィラメントにした手づくり電球の点灯実験。
がんばれフィラメント!−電球を長く光らせるには?− 真空にすることでフィラメントの寿命を延ばすことを示す実験。その他の工夫(不活性ガスを入れるなど)も紹介。
エネルギーは「変換」するのだ! 白熱灯の電気→(発熱)→光に対し,熱→電気,光→電気など,エネルギーの相互変換を示すいくつかの実験を紹介。
電気を「つくる」 11円電池,鉛蓄電池,えんぴつ電池など自作が容易な電池や,モーターとギアボックスによる手作り発電機を紹介。
100年前の映画はこうだ! 世界初の長編ストーリー劇映画「大列車強盗」ほか,約100年前に作られた映画を上映。
「残像」であそぼう 動画・アニメの原理を体験できる「ゾートローブ」,縞模様のフィルムの下の紙を動かすとそこに書いてある絵が動いて見える「縞アニメ」,白黒の模様なのに回転すると色がついて見える「ベンハムのコマ」,一定間隔で光を照射することで動いているものが止まって見える「手づくり『瞬間』観察器」など,残像現象を利用した体験・実験を紹介。
注意:上記の体験コーナーのメニューは、変更の場合があります。
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展示概要

<展示構成>
プロローグ・・・三大発明品(白熱電球,蓄音機,キネトスコープ)家族と生い立ち,年表

1章「母の教え」・・・天才の好奇心,天才の母・ナンシーの教育

エジソンの幼少時代のエピソードと,彼を天才と呼ばれる大発明家へと育てたお母さんの教育のポイントについて考察します。

2章「発明王への道」・・・発明家への階段,発明家の独立

野菜や鉄道の車内販売などを通じて需要と供給のしくみを学んだエジソンが,やがて発明家への道を歩む過程をたどります。章の後半では,メンロパークに研究所を設立してからのエジソンを見てゆきます。

3章「発明王の発想」・・・世紀の発明," " の発想

エジソンの発明品の中でも最も有名な,白熱電球と蓄音機にスポットを当て,発明までの過程とその苦労を検証します。後半では,どうしてエジソンがこれらの画期的な発明を生み出すことができたのか,その発想に焦点をあてます。 

4章「エジソンの残したもの」・・・ 無尽蔵のアイデア,各界との交流,21 世紀の遺産

エジソンが晩年まで精力的に活動していたことを,連鎖的に生み出された発明品で追うとともに,その交友関係や日本との交流についても見ていきます。最終章で,21世紀に生きる我々がエジソンから何を学ぶべきかを考察します。

エピローグ・・・関連年表,各界との交流,日本人との関わり

○展示映像:エジソン社制作 世界最古の西部劇映画「大列車強盗」他



<主な展示品>
*それぞれの画像をクリックすると拡大してご覧いただくことができます。
注意!:下記の画像の無断複写・転載等の利用は許可されていません
ヘアピン竹炭素
フィラメント・ランプ
白熱電球第1号
複製品
エジソンフォノグラフ
スタンダードタイプ
A型ニュースタイル
エジソンフォノグラフ
スタンダードポスター
(複製)
プロジェクティング・
キネトスコープ
炭鉱夫用
キャップランプP型
ラジオトグルトースター ミメオグラフNo.4 ヘッドライトヒーター トリプレックスグリル

光の発明     :炭素フィラメント白熱電球,竹フィラメント電球,白熱電球第1号
音の発明     :蓄音機(各種),エジソンレコード,テレヴォイスライター
映像の発明  :キネトスコープ,映写機,「不思議の国のアリス」22mm フィルム
産業機器     :モーター,バッテリー,スイッチ,ソケット,電圧計,スパークプラグ
家電            :トースター,アイロン,ラジオ,ミシン,扇風機
その他           :直筆発明メモ,エジソン発電機新聞記事,ウィスコンシンエジソン社株券

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