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掛軸は「一幅(いっふく)」、「二幅(にふく)」と数えます。そして、一幅だけでなく、複数の掛軸によって一つの内容を表す作品もあります。それらが「対幅(ついふく)」です。組み合わされる数によって「三幅対」、「四幅対」といわれています。ただし、最も数が多い二幅のセットだけは「双幅(そうふく)」とよばれています。
対幅は複数の掛軸によって季節の移ろいなど、時間や空間の広がりを表すことができます。対をなす掛軸同士の構図や表現の対称性などにご着目ください。
酒井忠発筆「百鶴百鹿図」 双幅
東東洋筆「鯉魚図」 双幅
東東洋筆「諏訪湖雪・紅白梅・芭蕉図」 三幅対
呉春筆「山水図」 双幅